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函館7月の気温!いよいよ夏本番だけど意外と涼しい?

函館の7月の気温 函館の気温

函館の7月の気温について詳しく紹介します。

函館も7月は夏本番になってきます。

最近は温暖化の影響なのか、30度を超える日もかなり多いですが、基本的には30度を超える日は数えるほどしかありません。

観光の際の注意点などもなく、過ごしやすくもあるので、1年の中で最も観光しやすいと言っていいかもしれません。

この時期に30度を超えるのが普通のような地域から来る人は、かなり涼しく感じると思います。

※記事中で紹介している気温は気象庁で発表しているものを元にしています。また、平均値にして小数第2位になっているものは四捨五入して小数第1位までとしています

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函館の気温を月毎に上中下旬に分けて紹介します!

函館7月の気温

函館7月の気温を上旬、中旬、下旬に分けて、それぞれの最高気温と最低気温、最深積雪を、過去5年間(2016~2020年)の平均で紹介します。

函館7月(過去5年平均)最高気温 最低気温最深積雪(cm)
上旬23.016.4
中旬24.718.2
下旬26.219.6

7月は、函館もいよいよ夏本番になってきます。

どの地域でもだいたいそうですが、7月下旬から8月上旬辺りが1番暑いですね。

ただ、平均気温を見ていただけると分かりますが、道外の方(特に関東や関西)から見たら、かなり涼しいです。

最近は温暖化の影響なのか、30度を超える日が続くこともありますが、例年通りいけば、基本的には30度を超える日は数えるほどしかありません。

そのため、うだるような暑さになることは、あまりないです。

2021年の8月7日に函館市の美原というところで33.9度を記録し、それが1872年の統計開始以来観測史上最高の気温となりました。

温暖化が進んでいるので今後は分かりませんが、逆に言えば、気温が上がってもそれくらいまでということです。

道外から観光で来た場合は、かなり過ごしやすいと思いますよ!

函館7月と北海道の他の市との気温差

函館市の7月と、北海道内の他の地域(札幌、旭川、釧路)との気温や積雪を比較してみます。

道内で函館以外にも行かれる方の参考になればと思います。

※カッコ内の数字は、函館を基準にしてどれくらい差があるのかを示しています

7月過去5年平均最高気温最低気温最深積雪(cm)
函館上旬23.016.4
中旬24.718.2
下旬26.219.6
札幌上旬24.7
(+1.7)
16.8
(+0.4)
中旬25.8
(+1.1)
18.5
(+0.3)
下旬27.4
(+1.2)
19.7
(+0.1)
旭川上旬25.6
(+2.6)
15.3
(-1.1)
中旬27.3
(+2.6)
17.0
(-1.2)
下旬28.5
(+2.3)
18.6
(-1.0)
釧路上旬19.2
(-3.8)
13.2
(-3.2)
中旬20.1
(-4.6)
14.5
(-3.7)
下旬21.2
(-5.0)
16.1
(-3.5)

この時期は、函館と札幌や旭川でほぼ同じような気温ですが、盆地である分、札幌や旭川のほうが少しだけ高めの気温です。

函館は札幌や旭川より南にありますが、海が近いため、わりと涼しいんです。

とは言っても、北海道の地域の最高気温は5年平均で30度には達していないので、道外から来た人にとっては過ごしやすく感じることが多いと思います。

特に釧路のほうに行った方は、寒いくらいに感じるでしょう。

函館7月と他の都道府県との気温差

函館7月の気温と、他の都道府県ではどれくらい気温が違うのか。

宮城(仙台)、東京、大阪、福岡、沖縄(那覇)と比較してみます。

※カッコ内の数字は、函館を基準にしてどれくらい差があるのかを示しています

7月過去5年平均最高気温最低気温
函館上旬23.016.4
中旬24.718.2
下旬26.219.6
宮城(仙台)上旬26.4
(+3.4)
19.8
(+3.4)
中旬27.1
(+2.4)
20.7
(+2.5)
下旬28.0
(+1.8)
21.9
(+2.3)
東京上旬29.1
(+6.1)
22.1
(+5.7)
中旬30.0
(+5.3)
22.8
(+4.6)
下旬30.5
(+4.3)
23.7
(+4.1)
大阪上旬30.5
(+7.5)
23.7
(+7.3)
中旬31.9
(+7.2)
24.6
(+6.4)
下旬33.3
(+7.1)
25.8
(+6.2)
福岡上旬29.9
(+6.9)
23.8
(+7.4)
中旬31.1
(+6.4)
24.7
(+6.5)
下旬33.3
(+7.1)
26.4
(+6.8)
沖縄(那覇)上旬31.3
(+8.3)
26.6
(+10.2)
中旬32.3
(+7.6)
27.4
(+9.2)
下旬32.6
(+6.4)
27.2
(+7.6)
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函館7月の服装

7月に函館に来る場合、どのような服装をすればいいのか紹介します。

服装

7月は、函館もいよいよ夏本番。

日中はだいたい20度を超え、下旬あたりになってくると30度近かったり、気象条件によっては30度を超える日もあります。

なので、日中は半袖でも大丈夫という日が多いと思います。

ただ、最低気温はせいぜい20度くらいという日が多いです。

朝晩は半袖だけだと肌寒いので、長袖の服は絶対にあったほうがいいです。

特に夜景を見に行く場合は、パーカーだったり、薄手のフリースみたいなものはあったほうがいいでしょう。

近年は30度を超える日が続くこともあり、なんとも言えないんですが、基本的には「涼しい」ことを想定して来たほうがいいと思います。

「暑ければ脱げばいいや」という感覚で準備をしてきたほうが無難です。

函館7月に気を付けておきたいこと

7月に函館を訪れた際の注意点を紹介します。

霧が発生しやすい時期

6月に引き続き、温かく湿った空気が、北海道付近の冷たい海水で冷やされて発生する「海霧」(「うみぎり」や「かいむ」)が発生しやすい時期です。

街中でも視界が悪くなることもありますし、函館山からの景色が見えにくかったり、場合によってはほとんど景色が見えないこともあります。

自然現象ですので仕方がないんですが、特に6月~7月あたりはそういうこともあるということは知っておいた方がいいでしょう。

マラソンによる交通規制

2020年、2021年は新型コロナウイルスの影響で中止になりましたが、基本的に毎年7月の第1日曜日に函館マラソンが行われます。

9時スタートでお昼頃までなんですが、街中のいたるところで交通規制が行われます。

なので、まずレンタカーなどで車での観光を考えている場合は注意が必要です。

また、特定の区間で市電が運休し、代替バスを利用しなければならないこともあります。

7月の第1日曜日に函館を訪れる予定の方は、函館マラソンのHPで、必ず交通規制の情報をチェックしておいて下さい。

函館マラソンHP

まとめ

7月は函館もいよいよ夏本番になってきます。

ただ、近年30度を超える日も増えてきていますが、基本的には30度を超える日は数えるほどしかなく、夏と言っても意外と涼しいです。

なので、道外の35度前後になるような地域から来た人は、かなり涼しく過ごしやすく感じるでしょう。

朝晩や函館山山頂は涼しいので、必ず長袖の服(パーカーや薄手のフリースのようなもの)は用意して来てくださいね!

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