函館護国神社は、函館山の麓の坂の上にあり、1869年に創建された非常に歴史のある神社です。
ロープウェイの乗り場がとても近いので、函館山山頂へ行く前に立ち寄るのもおすすめ。
御朱印やお守り、アクセス方法などなど、詳しく紹介します!
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函館の神社仏閣!おすすめや御朱印を紹介!
函館護国神社の御朱印
「神威奉拝」と「令和弐年」部分が朱色という特徴のある御朱印。
ふくろうもとっても可愛いです。
ただ、2019年の1月2日初版発行の「御朱印でめぐる北海道の神社」という本があるんですが、そこに載っている函館護国神社の御朱印には、桜の紋やふくろうの印は押されていません。
私が頂いたのは2020年3月なので、その間に新しく取り入れられたようです。
他の方がアップしているもっと新しい日付の御朱印を見ると、左下に桜の花びらが押されているものもあります。
御朱印もどんどん進化しているんですね!
また、初穂料は300円で、御朱印は書置きのものでした。
基本的には書置きでの対応ということのようです。
「御朱印帳に貼り付けますか」と聞かれたので、お願いして貼り付けてもらいました。
もし聞かれなかった場合は、「御朱印帳に張り付けていただくことはできますか?」と聞いてみて下さい。
ちなみにオリジナルの御朱印帳があり、1,500円となっています。
函館護国神社のお守りなど
護国神社では、健康や開運、安産、厄除け、学業成就、交通安全、商売繁盛など、お守りもいろいろあります。
ただ、函館護国神社は縁結びが有名で、縁結び系のお守りがけっこう充実しています。
というのも、御祭神は戦争で亡くなった若い独身の方が多いので、参拝する方も若い方に来ていただきたいという取り組みをした結果、若い女性の方やカップルの参拝が増えてきたということです。
その結果、縁結びの宮として、有名になっていったという経緯があります。
あとは、ふくろうのお守りも充実しています。
おみくじもあって、こちらも可愛いふくろうが印象的です。
お守りは地方発送もしてくれるので、詳しくは護国神社のHPをご覧下さいね!
函館護国神社へのアクセス
函館護国神社は、護国神社坂の坂の上、函館山の麓にあります。
けっこうな坂の上にあるので、街中からでも護国神社の大鳥居が見えるところもあります。
場所はロープウェイの乗り場から近いので、まずはロープウェイを目指すのもいいと思います。
ロープウェイから護国神社入口までは徒歩で1分くらいととても近いです。
函館山山頂へ行く前に、護国神社に寄っていくのもおすすめですよ!
ロープウェイ山麓駅までの行き方は以下の記事にまとめています↓
函館山ロープウェイへのアクセスはバス、市電、車どれがいい?
市電であれば、宝来町や十字街の電停から徒歩10分くらいです。
どちらの電停からでもいいですが、宝来町の電停からのほうが若干近いです。
宝来町の電停に行くには、函館山の方向に向かう電車(「谷地頭」行きか「どっく前」行き)の、「谷地頭」行きの電車に乗って下さい。
宝来町の電停から、今乗ってきたほうへ戻ると、すぐ護国神社坂があり、護国神社の大鳥居が見えます。
坂の下には高田屋嘉兵衛の銅像が建っているのですぐ分かると思います。
函館駅辺りからだと、徒歩30分くらいなので歩いて来れないこともありません。
函館朝市や赤レンガ倉庫群などの観光スポットを見ながら行くと、自然にロープウェイや護国神社のある方向に近づいて来るので、そのままの流れで歩いて来る人もいると思います。
ちなみに、護国神社の前で坂の上からみる函館の街の景色もいいです。
いろいろ建物もあるので函館市全体が見渡せるわけではないですが、海が見えてとても気持ちいいですよ!
函館護国神社の駐車場
護国神社のHPでは駐車場ありとなっていますが、初めての場合は少し分かりにくいので、詳しく紹介しますね。
駐車場自体は境内にあり、20台くらい止められます。
どのように境内に入っていくかというのが少し分かりにくいです。
まず護国神社を正面から見たときに、神社の右隣に「沙羅の月」という海鮮料理のお店があります。
その「沙羅の月」の駐車場の中に、護国神社の駐車場へとつながる道があるんです。
まずは「沙羅の月」の駐車場に入っていきましょう。
そうすると、護国神社はこちらという看板があって、境内にある駐車場に通じていますよ!
函館護国神社の歴史
そもそもは、箱館戦争で亡くなった政府軍の祀るための招魂社として、明治2年に創建されたのが始まりです。
昭和14年には内務省令第12号により、函館招魂社を函館護国神社に改称。
昭和17年に本殿が完成しています。
現在は、箱館戦争から太平洋戦争に至る、道南地方の戦没者13,000余柱が祀られていて、例大祭本祭は箱館戦争の終結記念日である5月11日に行われます。
御祭神
戊辰戦争、日清戦争、日露戦争、満州事変、支那事変、大東亜戦争などの戦没者の方々
境内の様子
まずは、大鳥居までの石段を登りましょう。
すると・・・
境内が広くて、すごく開放感があります。
とてもすがすがしい感じです。
上ってきた石段のほうを振り返ってみると、これだけ高い所から見る函館の街並みもなかなかいいですね。
気持ちいいー。
石段を登って左側には手水舎がありますが、重厚でかなり立派です。
戦争で亡くなった方のお墓だったり、弔碑もけっこうあります。
こちらが社殿です。
で、函館護国神社の境内のなかで、ひときわ目を引くのがなでふくろう。
すごく愛嬌があって可愛らしいふくろうです。
なでるとご利益があると言われています。
なぜふくろうなのかというと・・・
なるほど、「不苦労」や「福朗」。
苦労しませんようにということですね。
ほとんどの方は、なでなでしていくそうですよ!
また、社殿の手前を右に曲がり、社務所との間を通っていくと、箱館戦争で亡くなった新政府軍のお墓があります。
こちらも、ぜひ合わせて訪れてみてください。
まとめ
函館護国神社は、箱館戦争から太平洋戦争に至る道南の戦没者を祀っている神社です。
護国神社坂の上、函館山の麓にあり、ロープウェイ乗り場のすぐ近くにあります。
非常に開放感のある境内で、すがすがしく、パワーを頂ける感じがします。
函館の景色も見渡せて気持ちいいですよ!
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