冬の函館観光について、おすすめのスポットを紹介します。
基本的には、冬と他の季節で見る場所が変わることはありません。
ただ、いろいろな観光スポットがイルミネーションで彩られ、ロマンチック&幻想的な雰囲気になるので、それが見どころの一つになります。
定期的に花火も打ちあがり、冬に見る花火もとても綺麗ですよ!
あとは、個人的なおすすめもあるので記事中で紹介します。
また、冬は雪の影響があるので、他の季節にはない注意点もいくつかあります。
その辺も詳しく紹介しますね!
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函館観光モデルコース!主なスポットや宿泊数に応じた回り方!
函館の冬の観光おすすめスポット!
それでは、函館の冬の観光でおすすめのスポットを詳しく見ていきます。
はこだてクリスマスファンタジー
はこだてクリスマスファンタジーは、毎年12月1日~12月25日まで行われるイベントです。
函館市の姉妹都市である、カナダ ノバスコシア州ハリファックス市から20メートルを超える巨大なもみの木が寄贈されます。
それが、18000kmという長い距離を運ばれてきて、金森倉庫群の前の海上に設置され装飾が施されます。
※2020年はコロナの影響で北海道産のもみの木が使用されました
定刻になるとツリーが点灯し、花火が上がったり、ミュージシャンによるライブなどのイベントが行われたりします。
※2021年はコロナの影響で点灯式やステージイベントは中止になりました
私も何度か見ていますが、とても綺麗ですし、クリスマス気分が盛り上がりますよ!
はこだてクリスマスファンタジーの公式HPがあるので、そちらを見ていただけると詳しい情報が書かれています。
簡単に書きますと、以下のようなスケジュールです。
点灯時間:16:30~17:45、18:00~22:00
花火の打ち上げ:毎日18:00(25日は20:00も)
プレミアムレッドツリー点灯:18:30〜18:45、19:30〜19:45、20:30〜20:45
※プレミアムレッドツリーの時間帯だけツリーが赤くなります
イルミネーション
函館のいくつかのスポットがイルミネーションで彩られ、幻想的な雰囲気になります。
イルミネーションは、だいたい12月1日~翌年2月末まで行われるイベントです。
他の季節だと日中に観光することが多い場所でも、このときばかりは暗くなってから見るのがおすすめです。
というよりも、できれば日中も見て、ライトアップした景色も見ていただきたいと思います。
ここで紹介している以外でもライトアップが行われる場所はありますが、代表的な場所をご紹介します。
はこだてイルミネーション
いくつかの場所でライトアップが行われますが、それぞれにイベント名が付いています。
その中で、はこだてイルミネーションは、函館山のふもとで見どころの多い元町地区の以下の箇所がイルミネーションで彩られます。
点灯時間:日没~22:00
点灯場所
・八幡坂
・二十間坂
・開港通り
上写真は八幡坂のイルミネーションです。
寒いですが、とってもキレイですよ!
ちなみに、「開港通り」とは金森赤レンガ倉庫群の近くにある、「はこだて明治館」というショッピングモールの前の通りです。
五稜星の夢
五稜星の夢は、函館のメジャー観光スポットである「五稜郭公園」の堀に、約2000個の電球が設置され、美しい星型が浮かび上がるというイベントです。
特に五稜郭タワーから見ると非常にキレイです。
ちょっと注意したいのは、点灯時間が日没~19:00までなんですが、五稜郭タワーの営業時間が9:00~18:00までとなっています。
また、五稜郭タワー1階は、お土産売り場や展望台に上る建物の隣に、ちょっとした憩いの場であるアトリウムがあります。
アトリウムもイルミネーションが飾られて幻想的な雰囲気になりとても綺麗です。
点灯時間:日没~19:00
函館駅前広場イルミネーション
函館駅前もイルミネーションで彩られます。
LEDパーライトとスターダストレーザー等による光の演出が行われます。
点灯時間:日没~22:00
湯の川冬の灯り
函館の湯川温泉がある湯川地区に誰でも利用できる足湯があります。
足湯は鮫川という川のそばにあり、足湯から鮫川通り沿いの道路でライトアップが行われます。
湯川温泉に泊まっていれば歩いて行ける場所ですし、足湯は市電沿いにあるので、点灯している時間であればすぐに気づくはずです。
点灯時間:日没~22:00
冬の花火
最初に紹介した「はこだてクリスマスファンタジー」でも花火が上がりますが、それとは別のイベントでも花火を見ることができます。
クリスマスファンタジーは12月ですが、ここで紹介する花火は2月に行われるイベントです。
函館海上冬花火
※このイベントはコロナ禍の2021年から中止になっています。公式HPも削除されており、このままやらなくなるのか、復活する可能性があるのか分からない状況です
函館海上冬花火は2月上旬に開催され、函館港の豊川埠頭沖で連日2000発の花火が打ち上げれらるイベントです。
主要観覧スポットにはフードブースもあり、ちょっとしたお祭り気分が味わえます。
冬は空気が澄んでいるので花火も一層綺麗に見えますし、寒い中で見る花火というのもなかなかおつなものです。
函館駅周辺の函館朝市から函館国際ホテルの辺りや、赤レンガ倉庫群、八幡坂、函館山山頂などが主なビュースポットになります。
ただ、2020年は2月8日(土)~2月10日(月)の3日間にわたり開催されましたが、2021年以降コロナの影響で中止になっています。
点灯時間:20:00から約20分間
はこだて冬花火
はこだて冬花火は2月に行われるイベントで、2月の毎週土曜日の夜に緑の島から花火が打ち上げられます。
10分ほどの時間なので函館海上冬花火ほど大規模ではないですが、毎週行われるので2月の土曜日に函館観光される方はぜひ!
こちらも駅周辺や赤レンガ倉庫辺りからバッチリ見ることができます。
点灯時間:20:00から約10分程度
熱帯植物園の猿
ここは、個人的におすすめな「熱帯植物園」。函館の湯の川温泉地区にあります。
観光雑誌にも必ずと言っていいほど載っているので、知っている方も多いと思います。
熱帯植物園は、温泉の熱を利用して、南国のめずらしい花や木約300種類3000本を育てており、観光スポットの一つになっています。
そのめずらしい花や木とともに、熱帯植物園の目玉となっているのが「猿」です。
猿は年中見ることができますが、12月1日~翌年のゴールデンウィーク前後までは温泉に入っている猿を見ることができます。
猿にもいろんな猿がいるもので、温泉嫌いなのもいれば、群れに加わらない猿もいます。
気持ちよさそうに温泉に浸かっている猿は見ているだけでも楽しいですよ!
大沼公園での冬の遊び
函館から普通列車で40~50分のところに「大沼国定公園」があります。
大沼は、これぞ北海道というような自然を満喫できる遊びがたくさんあり、冬と言わず年中おすすめです。
ただ、冬だと、ワカサギ釣りやスノーモービルなど冬ならではの遊びが楽しめます。
函館近郊ということで、日帰りとか1泊2日だと時間的になかなか厳しいですが、函館に2泊以上する場合はどこかのタイミングで行ってみるのも楽しいと思います。
大沼での遊びに関しては、函館観光モデルコース2泊3日で詳しく紹介しているので、興味がある方はぜひそちらも参考にして下さいね!
函館の冬の観光の注意点!
冬に観光するとき(特に雪が積もっている場合)の注意点を紹介します。
函館山山頂への移動手段
函館山の登山道は、だいたい11月の第2月曜から閉鎖され、4月の第2月曜に閉鎖が解除されます。
※状況によって多少変わる場合があります
その期間はバスやタクシーでは上れなくなり、ロープウェイがメインの移動手段になります。
ロープウェイ山麓駅までのアクセスについては以下の記事をご覧下さい。
公共交通機関の遅れ(特にバス)
雪が積もっていたりアイスバーンのような状態になっている場合は、バスは大抵遅れます。
バスも速度を落として安全運転しますし、周りの車もそうですので仕方がありません。
なので、冬の函館観光でバスを利用する場合は、遅れることを想定し余裕を持ったスケジュールを組んでおいたほうがいいと思います。
私は普段、そんなにバスを利用するわけではないですが、15分くらい待ったことはあります。
状況によっては20~30分くらい待つこともあるかもしれません。
市電も多少遅れることはあるでしょうが、本数も多いので、バスより影響は少ないでしょう。
なので、函館の冬の観光では、市電のほうが移動がしやすいと思います。
もし、どうしてもバスを利用したい場合は、函館バスで提供している「バスロケーションシステム」というものがあります。
今自分が乗ろうとしている停留所名を入力し、「バス接近情報」というボタンを押します。
そうすると行先の候補が出てくるので、自分がこれから向かう行先のバスを選択すると、到着予定時刻や、何個前の停留所を通過したのかというような情報が表示されます。
これを見れば、もうすぐ来そうだからバスで行こうとか、時間がかかりそうだから市電で行こうというような判断の目安になりますよ!
※ちなみに函館のバスは、函館バスの他に、函館タクシー株式会社が運行している函館帝産バス(駅と空港のシャトルバスなどを運行)がありますが、ロケーションシステムでは帝産バスのほうは表示されません
店内に入った瞬間!
店内に入った瞬間に、ツルっと滑ることがあります。
これは、みんな雪の上を歩いてくるので、靴底が濡れた状態で入ってきて、床が濡れてしまうというのがあります。
また、靴底に雪がくっついたまま店内へ入ってしまい、その状態で歩くと滑ります。
私も経験がありますし、コンビニの入り口で滑っている人をみかけたこともあります。
なので、お店に入る前に靴底に雪が付いていないかチェックして、付いていたら雪を落としておきましょう。
また、店内でも床が濡れていないかチェックして、最初の1、2歩は滑らないか慎重に確認してみることをおすすめします。
乗り物から降りるときの着地点
バスや市電、タクシーから降りるときの着地点にも注意が必要です。
油断するというわけでもないんですが、乗り物から降りて着地した瞬間にツルっと滑って転ぶことがあります。
街中でそういう方を2、3度見かけたことがあります。
なので、降りるときは地面が凍っていないかとか、こぶのようになっていないかをチェックして慎重に降りましょう。
特にバスはステップと地面との間に高さがあることが多いので気を付けて下さいね!
屋根からの落雪
観光では危険な場所はあまりないと思うのでさほど気にしなくても良いのですが、屋根からの落雪にも一応注意しましょう。
雪が積もると、どうしても足元ばかり気にしてしまうので、上を気にする余裕がなくなってしまいます。
狭い所を通るときなどは、通る方向に屋根から雪が落ちてきそうなところはないか確認しておくと安心です。
特に、日中プラス気温で雪や氷が融けやすくなったときに、ドドドドっと一気に屋根の雪が落ちてくることがあります。
真冬でもプラス気温になるときは特に注意して下さい。
なるべく手は自由に
あまりに寒いとポケットに手を入れて歩きたくなりますが、なるべく手は自由に使えるようにしておいたほうがいいです。
手が自由になっていたほうが、転んだ時にとっさに対処できます。
雪が降る地域に住んでいる人であれば、1度や2度は転んだことがあると思いますが、けっこう大きなケガをする人もいます。
私の周りでも、転んで腕にヒビが入ったり、バナナを踏んだように転んで後頭部を強打したり、前に転んで顔面血だらけになったりという人がいます。
手袋は必須ですが、寒いのが苦手な人はカイロなども用意しておいて、とっさの時に対処できるように手が自由になるようにしておくことをおすすめします。
まとめ
冬に函館観光する場合のおすすめスポットと、冬独特の注意点について紹介しました。
冬と言えば、やはりイルミネーション!
12月であれば、巨大なクリスマスツリーがイルミネーションで彩られる「はこだてクリスマスファンタジー」。
特に、カップルで見るとクリスマスの雰囲気もグッと盛り上がるでしょう。
その他にも12月~2月までは、坂道や駅前、五稜郭など街のいたるところがライトアップされるので、ロマンチックな雰囲気を感じることができます。
また、冬に観光する場合は雪の影響が様々なところで出てくるので、公共交通機関の遅れや、様々な場所での転倒などにはくれぐれも注意して下さいね!
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