函館の9月の気温について詳しく紹介します。
函館の9月は、残暑というほど暑くもなく、秋にもまだちょっと早い感じです。
中旬~下旬になってくるとだいぶ涼しくなってきますが、日中は暑くもなく寒くもないので観光もしやすいですよ!
※記事中で紹介している気温は気象庁で発表しているものを元にしています。また、平均値にして小数第2位になっているものは四捨五入して小数第1位までとしています
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▼函館の気温▼
函館の気温を月毎に上中下旬に分けて紹介します!
函館9月の気温
函館9月の気温を上旬、中旬、下旬に分けて、それぞれの最高気温と最低気温、最深積雪を、過去5年間(2019~2023年)の平均で紹介します。
函館9月(過去5年平均) | 最高気温 | 最低気温 | 最深積雪(cm) |
---|---|---|---|
上旬 | 26.5 | 18.4 | - |
中旬 | 24.3 | 16.3 | - |
下旬 | 22.7 | 13.6 | - |
9月は暑くもなく寒くもなく、観光しやすい時期です。
私が子供の頃は、お盆の時期(8月15日くらい)を過ぎたあたりから、急激に涼しくなって秋に突入していくイメージがありました。
最近は温暖化のせいか急に寒くなることもなく、9月になっても意外と暖かいです。
ただ、朝晩は涼しい(中旬~下旬になってくると寒いことも)ですし、曇りや雨で日中でも日が差していないときは肌寒いこともあるので長袖は必要です。
また、函館の9月の降水量は8月の次に多いんですが、突然雨が降ってくることがあります。
天気予報は晴れで傘マークがないのに、「あれっ?今日って雨の予報だったっけ?」のような感じです。
まぁ、そういう時はだいたいそんなに長い時間降ることはありませんし、頻繁に起こることではありません。
なので、そんなに心配することもないですが、荷物に余裕があれば折り畳み傘があると安心です。
函館9月と北海道の他の市との気温差
函館市の9月と、北海道内の他の地域(札幌、旭川、釧路)との気温や積雪を比較してみます。
道内で函館以外にも行かれる方の参考になればと思います。
※カッコ内の数字は、函館を基準にしてどれくらい差があるのかを示しています
9月 | 過去5年平均 | 最高気温 | 最低気温 | 最深積雪(cm) |
---|---|---|---|---|
函館 | 上旬 | 26.5 | 18.4 | - |
中旬 | 24.3 | 16.3 | - | |
下旬 | 22.7 | 13.6 | - | |
札幌 | 上旬 | 26.8 (+0.3) | 18.7 (+0.3) | - |
中旬 | 23.4 (-0.9) | 16.2 (-0.1) | - | |
下旬 | 22.2 (-0.5) | 13.7 (+0.1) | - | |
旭川 | 上旬 | 26.8 (+0.3) | 15.6 (-2.8) | - |
中旬 | 22.8 (-1.5) | 12.6 (-3.7) | - | |
下旬 | 21.2 (-1.5) | 9.7 (-3.9) | - | |
釧路 | 上旬 | 23.2 (-3.3) | 16.3 (-2.1) | - |
中旬 | 21.2 (-3.1) | 14.3 (-2.0) | - | |
下旬 | 19.6 (-3.1) | 10.8 (-2.8) | - |
この時期は、中旬~下旬になってくると朝晩は寒こともありますが、北海道は全体的に過ごしやすい時期です。
札幌や旭川は、函館よりも夏は暑く冬は寒いので、これから秋冬に向かって気温が低くなっていくのも函館よりやや早めです。
特に旭川は、函館よりも最低気温が2~3度ほど低いです。
9月の中旬から下旬に、北海道で北のほうにも行く場合は、函館よりももう一段階、温かくできる準備をしておいたほうがいいと思います。
函館9月と他の都道府県との気温差
函館9月の気温と、他の都道府県ではどれくらい気温が違うのか。
宮城(仙台)、東京、大阪、福岡、沖縄(那覇)と比較してみます。
※カッコ内の数字は、函館を基準にしてどれくらい差があるのかを示しています
9月 | 過去5年平均 | 最高気温 | 最低気温 |
---|---|---|---|
函館 | 上旬 | 26.5 | 18.4 |
中旬 | 24.3 | 16.3 | |
下旬 | 22.7 | 13.6 | |
宮城(仙台) | 上旬 | 27.8 (+1.3) | 21.4 (+3.0) |
中旬 | 27.1 (+2.8) | 20.1 (+3.8) |
|
下旬 | 24.7 (+2.0) | 17.1 (+3.5) |
|
東京 | 上旬 | 29.9 (+3.4) | 22.8 (+4.4) |
中旬 | 29.3 (+5.0) | 21.9 (+5.6) |
|
下旬 | 27.1 (+4.4) | 19.6 (+6.0) |
|
大阪 | 上旬 | 32.2 (+5.7) | 24.4 (+6.0) |
中旬 | 30.8 (+6.5) | 23.5 (+7.2) |
|
下旬 | 28.9 (+6.2) | 21.3 (+7.7) |
|
福岡 | 上旬 | 31.0 (+4.5) | 24.2 (+5.8) |
中旬 | 29.7 (+5.4) | 23.3 (+7.0) |
|
下旬 | 28.2 (+6.0) | 21.1 (+7.5) |
|
沖縄(那覇) | 上旬 | 31.1 (+4.6) | 26.1 (+7.7) |
中旬 | 31.4 (+7.1) | 26.5 (+10.2) |
|
下旬 | 30.8 (+8.1) | 25.8 (+12.2) |
函館9月の服装
9月に函館に来る場合、どのような服装をすればいいのか紹介します。
服装
9月は、1ヶ月通して最高気温の平均が20度を超えています。
特に上旬は25度くらいあるので、日中半袖でも大丈夫という日が多いです。
中旬~下旬になると最高気温の平均は20度は超えていますが、曇っていたり天気が悪かったりすると少し肌寒く感じることもあるでしょう。
感覚的には以下のような感じ。
中旬:日中はそこそこ温かい。(日によっては肌寒い)朝晩は肌寒い~寒い
下旬:日中は涼しい。(日によっては肌寒い)朝晩は寒い。
下旬に向けてだいぶ涼しく(寒く)なってきます。
夜景を見る場合は、山頂はさらに2~3度気温が低いので、重ね着できる上着(パーカーとかアウター)は必須です。
夜景を見る見ないに関わらず、朝晩は涼しい~寒いので長袖は必須になります。
残暑でまだ暑い(暖かい)地域からくる人は、かなり涼しく感じる可能性もあります。
特に中旬~下旬くらいに函館を訪れる場合は、寒かった時に重ね着などで対応できる服は用意しておいたほうがいいでしょう。
函館9月に気を付けておきたいこと
9月に函館を訪れた際の注意点を紹介します。
ロープウェイの運休(念のため)
9月の函館観光で注意しておきたい点は、一応、ロープウェイの運休についてチェックしたほうがいいです。
というのも、ロープウェイは毎年秋に整備点検が行われて、一定期間運休します。
その期間がだいたい10月中旬~11月中旬辺り。
その年によって1ヶ月くらいだったり、2週間くらいだったりと、日程や期間は違います。
ただ、2021年と2022年は9月下旬から50日近くと、かなり早い段階から長い運休となりました。
これは、メインロープの交換工事によるもので、1度行われたら当分はやらないと思います。
なので、しばらく9月から運休というのはないと思いますが、念のため、9月でもロープウェイの運休期間は調べておいたほうがいいでしょう。
ロープウェイの公式HPを見るのが一番確実ですので、そちらをチェックして下さいね!
また、仮にロープウェイが運休であれば、バスやタクシーなどを利用することになります。
運休の時の対処法については以下にまとめていますので、そちらをご覧下さい↓
まとめ
9月は上旬はまだ暖かい日が多いですが、中旬~下旬になると、だいぶ秋の気配が近づいてきます。
特に下旬は朝晩だと寒く感じる日もあるでしょう。
長袖は必須ですが、朝晩の観光や、夜景を見る予定なら、暑かったらすぐ脱げる感じで、重ね着できたり、少しだけ厚手のものも用意してきたほうがいいと思います。
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