函館空港に着いたら、まずは湯の川温泉街のホテルや旅館に荷物を置きに行こうという人も多いと思います。
函館空港から湯の川温泉街までは近いので(車で5分くらい)、タクシーでもそんなに料金がかかるわけではありません。
ただ、やはり料金的にはバスにはかなわないので、すぐに乗れるようであればバスで行くのがおすすめです。
注意したいのは、バスが湯の川温泉のどのバス停に停車するか。
湯の川温泉街と言ってもけっこう範囲が広いので、どこに泊まるのかによって、乗るバスを使い分けたほうがいいんです。
どのように使い分けるのか、詳しく紹介しますね!
※湯の川温泉エリアは歩こうと思えば歩ける距離ですので、あまり神経質になる必要はないんですが、なるべく歩く距離を少なくするにはどうするかということで紹介しています
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宿泊場所によってバスを使い分けよう!
上の図は「湯の川温泉エリア」をかなり大雑把に描いたものです。
バスが通るルートを考えると、湯の川温泉街を大きく2つのエリアに分けると考えやすいです。
2つのエリアとは、湯の川温泉街の北側(市電が走っている道路)と南側(海岸に近い道路)です
基本的には、宿泊場所が上の図の「緑色」に近ければ「北側ルート」を通るバス、「オレンジ色」に近ければ「南側ルート」を通るバスに乗った方があまり歩かずに済みます。
※上の図には書いていませんが、南側から北側に行くバスもあります。それについては「南側から北側を通るバス」の「函館帝産バスの五稜郭公園入口発着便」をご覧下さい
ただ、数十分もバスを待つのであれば、どちらにでも乗って歩いたほうが早いということもあります。
北側と南側の間を歩くと、せいぜい10~15分くらいです。
なので、15分以上待つのであれば、少し歩くとしても、どのバスでも乗ってしまったほうが早いと思います。
まずは自分の宿泊場所が、北側ルートに近いのか、南側ルートに近いのか確認してみて下さい。
あとで一つずつ紹介しますが、簡単にバス毎のルートまとめておくと、以下のようになっています。
・函館バス:5系統 (北側)
・函館バス:96系統 ((北から)南側)
・函館帝産バスの函館空港発着便 (南側)
・函館バス:8系統 (南から北) 運休中
・函館帝産バスの五稜郭公園入口発着便 (南から北)
函館バスの8系統(空港五稜郭快速線)は現在(2024年8月時点)運休中となっています。
また、「函館バス」と「函館帝産バス」では運行している会社が異なり、現金以外の支払い方法について勝手が違うので注意して下さい。
※どちらのバスでも2,000円以上の高額紙幣は使えません
・函館帝産バス:交通系ICカードや、上記カンパスなどの乗車券は使えない。販売サイトからクレジットカードで購入できるキャッシュレス決済がある
函館帝産バスのキャッシュレス決済については、以下の函館帝産バスのHPでご確認下さい。
函館帝産バスのキャッシュレス決済について確認する
北側を通るバス
画像のように北側のルートを走るバスです。
北側を通るバスは2種類あります。
空港循環バス7系統とびっこ
函館空港の1番乗り場から出ている「とびっこ」は、函館市内をぐるっと回る循環バスです。
湯の川温泉の近くのバス停は、「湯倉神社前」と「湯の川温泉電停前」に停まります。
ただ、7系統はA、B、E、Fの4種類あり、7Eと7Fは上の図の「湯倉神社前」を過ぎると、地図の上のほうに曲がっていきます。
そのため、上の図の「函館アリーナ」の方向へは行きません。
なので、「湯倉神社前」で降りる場合はどれに乗ってもいいのですが、次の「湯の川温泉電停前」まで行く場合は7Aか7Bに乗って下さい。
下記のリンクは函館バスのサイトに飛びます。運行系統の「7系統とびっこ(平日または土日祝)をクリックすると時刻表が確認できます。
→空港循環バスとびっこ時刻表
5系統五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス
函館空港の2番乗り場から出ているシャトルバスです。
このバスも、湯の川温泉の近くのバス停は、「湯倉神社前」と「湯の川温泉電停前」に停まります。
ただ、トラピスチヌに寄る分、とびっこよりも数分遅くなります。
下記のリンクは函館バスのサイトに飛びます。運行系統の「5系統五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス」をクリックすると時刻表が確認できます。
→五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバス時刻表
南側を通るバス
画像のように南側のルートを走るバスです。
※南側のルートを走るバスとして、「函館バスの96系統」と「函館帝産バスの函館空港発着便」を紹介しますが、函館帝産バスの函館空港発着便は、96系統とは違い、北からは来ないで地図の南側の道路を走ってきます
函館空港⇔函館駅直通便96系統
函館空港の2番乗り場から出ている、函館駅に向かうバスです。
湯の川温泉の近くのバス停は、「根崎競技場前」、「根崎」、「熱帯植物園前」、「湯の川温泉」、「湯の川プリンスホテル渚亭前」に停まります。
下記のリンクは函館バスのサイトに飛びます。運行系統の「96系統(函館駅前行)」をクリックすると時刻表が確認できます。
→函館駅方面行き96系統時刻表
函館帝産バスの函館空港発着便
函館帝産バスの函館空港発着便は、空港から函館駅に向かうシャトルバスです。
空港に向かう途中、湯の川温泉のバス停で止まります。
一つ前の96系統と少し違うのは、96系統は北から来て南側ルートを通るバスでした。
函館空港発着便シャトルバスは、上の図で言うと、空港のほうの南側から来て、そのまま南側を通っていきます。
なので、南側(海岸付近)に宿泊する場合は便利なバスです。
本数もそれなりに多いですし、所要時間も短いのでおすすめです。
ただ、帝産バスは交通系ICカードが使えないので、その点は知っておきましょう。
下記のリンクは函館帝産バスのサイトに飛びます。月毎に時刻表が分かれているので、希望する月をクリックして時刻表を確認して下さい
→函館帝産バス函館空港発着便の時刻表
南側から北側を通るバス
画像のように、途中まで南側を走り、途中から北側のルートに向かうバスです。
こちらのバスも2種類あります。
空港五稜郭快速線8系統 (運休中)
※このバスは2024年8月時点で運休中です
函館空港の2番乗り場から出ているバスで、名前の通り、空港から五稜郭に向かいます。
湯の川温泉の近くのバス停は、「熱帯植物園前」、「湯の川温泉」そして「花びしホテル前」に停まります。
花びしホテルに泊まる方は、まさにビンゴのバスですし、南側から北側に向かうので、ある程度、どの宿泊施設でもわりと近いところを通るので便利です。
函館帝産バスの五稜郭公園入口発着便
函館帝産バスで運行している、五稜郭公園などに行くシャトルバスです。
湯の川温泉の近くのバス停は、「湯の川温泉」と「花びしホテル前」に停まります。
「花びしホテル」に宿泊の方はとても便利なんですが、最近(2024年8月時点)の運行状況を見ると、昼間の1日1本だけのようです。
なので、時間が合うならよいと思います。
下記のリンクは函館帝産バスのサイトに飛びます。月毎に時刻表が分かれているので、希望する月をクリックして時刻表を確認して下さい
→函館帝産バス五稜郭公園入口発着便の時刻表
タクシー
函館空港から湯の川温泉までは、車で5分くらいです。
湯の川温泉街のどこに泊まるかにもよりますが、高くても1,500円はいかないはずです。
※NAVITAIMEや観光案内などでは1,000円ちょっとになっています
そんなに高いわけではないので、バスのように時間に縛られたくなければ、タクシーでも全然アリだと思います。
空港の前にタクシー乗り場があります。
まとめ
函館空港から湯の川温泉街までは、かなり近いです。
バスもいくつか出ていますが、温泉街の北側を行くバスと、南側を行くバス、南から北側に行くバスなどがあります。
宿泊先に近いところを通るバスを選ぶと、降りてからホテルまであまり歩かずに済みます。
ただ、湯の川温泉エリアであれば、歩こうと思えば歩ける範囲ですので、数十分もバスを待つのはあまりおすすめしません。
15分以上待つのであれば、とりあえずバスに乗って、後は歩いたほうが早く着く場合もあるので、臨機応変に対応して下さいね!
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