函館湯倉神社は、湯川町にあり、湯の川温泉街に泊っている方なら徒歩でも行ける、観光客にも人気の神社です。
御朱印をもらいに行ってきたので、どのような御朱印なのか、境内の様子なども紹介しますね!
また、車で行ったんですが、駐車場の場所がちょっと分かりにくかったので、公共交通機関でのアクセス方法も含め詳しく紹介します!
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湯倉神社の御朱印
私は、御朱印を初めていただいたのが湯倉神社でした。
御朱印帳も持っていなかったので、湯倉神社で購入。
湯倉神社オリジナルの御朱印帳というわけではないようですが、北海道の絵が描かれた素敵な御朱印帳です。
その時、一緒にいただいた御朱印がコレ↓
スタンプ部分の、湯の川の川のところが温泉のマークのようになっているのが面白いですね。
また、湯倉神社の境内に設置されている、願い事を祈りながらなでると御加護がいただけるという、撫でウサギの印も押されています。
御朱印帳は1,500円で初穂料は300円でした。(2020年1月時点)
御朱印のお礼として、湯倉神社やくしの湯という温泉の素を頂きました。
また、御朱印帳のお礼として、御朱印帳をとめておくバンド(カラーが数種類あって選べました)、しおり、北海道の神社名簿を頂きました。
パンフレットも頂きましたが、パンフレットは社務所の前に置いてあって、自由に持ち帰ることができます。
湯倉神社へのアクセス
函館湯倉神社は湯川町にあり、湯の川温泉街に泊っている方でしたら徒歩で行けます。
湯倉神社へアクセスするときに分かりやすい目印となるのは、「湯の川」の電停です。
函館の市電は「函館山の方へ向かう」のと「函館市の中の方へ向かう」電車の、大きく2つに分けられます。
「湯の川」は「函館市の中の方へ向かう」電車の終点です。
湯倉神社は、その「湯の川」の電停からすぐ(信号のある横断歩道をスムーズ渡れれば徒歩1分くらい)です。
なので、公共交通機関であれば市電が分かりやすいのでおすすめです。
電停からは歩道橋が見え、その手前左側に湯倉神社へ登っていく階段があります。
※下写真に歩道橋は写っていませんが、写真の右の方に歩道橋があります
秋冬のような木の葉が落ちている時期だと鳥居も見えるのですぐ分かります。
木の葉に隠れて鳥居が見えなくても、歩道橋のほうに歩いていけばすぐ分かるので、迷うことはないでしょう。
また、車で行く場合なんですが、初めての人は分かりにくいかもしれません。
駐車場の場所や行き方については、次に詳しく解説しますね!
湯倉神社駐車場
湯倉神社のホームページを見ると、「駐車場を約100台ご用意しております」と書かれているんですが、具体的な場所は書かれていません。
私も初めて行ったときは「どこにそんな100台も止められるような駐車場があるんだろう」という感じで、分かりませんでした。
なので、詳しく紹介しますね!
湯倉神社の駐車場は、湯倉神社の裏のほうにあります。
なので、1番分かりやすい行き方としては、上の図のように、どの道から来るにしても、湯倉神社の正面のほうから矢印のようにぐるっと回っていくのがいいです。
回っていくと途中に写真のような看板があります。
そのまま進んでいくと、左側に参拝者用の駐車場がありますよ!
さすが100台止められるというだけあって、こんなに広い駐車場があったんだ~とちょっと驚きました。
駐車場内には、境内に通じる道があります。
ちなみに、道道100号(産業道路)側にも、湯倉神社の境内につながる坂があります。
私も最初はここから入っていこうとしたんですが、ここは参拝者用駐車場への道ではありません。
おそらく関係者の方のための道ではないかと思いますので注意して下さいね!
湯倉神社の歴史
湯倉神社内には湯倉神社の他にも、豊受稲荷神社と日吉神社が鎮座していますので、3つの神社について紹介します。
湯倉神社
湯倉神社は「湯の川温泉発祥の地」と言われていて、以下のような伝説があります。
享徳二年(1453年)頃、きこりが家に帰る途中に現在の湯倉神社あたりで一休みしていたところ、湧き湯を発見したそうです。
その後、きこりが病気になって腕の関節の痛みがひどくなった時に、湧き湯のことを思い出して湯治したところ、ほどなくして病気が治ったのだとか。
そこで、きこりがお礼に薬師如来を刻み、小さな祠を建てて安置したのが湯倉神社の起源だそうです。
上記は伝説ですが、現存する社宝によって、明確な由緒があります。
松前藩第九代藩主が子供の頃(名は千勝丸)の承応二年(1653年)に重い病気になり、いろいろ試しても良くならなかったそうです。
そんな時に清涼院(千勝丸のお母さん)が、夢で温泉の場所とそこに行けばどんな病も治るという神のお告げを受けます。
そして千勝丸を湯治させたところ全快し、翌年の承応三年(1654年)に清涼院がお礼に社殿を改造し、薬師如来像を安置し、鰐口を奉納したということです。
湯倉神社の歴史については、湯倉神社のHPでも見れますし、パンフレットにも書かれています。
【御祭神】
大己貴神(おおなむちのかみ)
少彦名神(すくなひこなのかみ)
倉稲魂神(うがのみたまのかみ)
【御神徳】
五穀豊穣、商売繁盛、大漁満足、家内安全、健康長寿、交通安全、開運厄除、縁結び、夫婦和合、安産、子育て
豊受稲荷神社
経緯や時期の詳細は不明。
稲荷は「稲成る・稲生る」の義と言われていて、「なる」は大自然より与えられた生産活動と希望・発展の意とされていて、湯の川地区の衣食住の神様として信仰されています。
【御神徳】
商売繁盛、五穀豊穣、産業発展、火災・災難除け
日吉神社
明治初期に大阪の「鴻池」が50人を伴って北海道の開拓に来たときに、滋賀県大津の比叡山「日吉大社」の分霊を祀る「社」を現在の日吉町4丁目に建てたそうです。
その後、産業道路の新設拡幅工事があり移転を余儀なくされ、現在は湯倉神社の境内に鎮座しています。
【御祭神】
大山咋神(おおやまくいのかみ)
【御神徳】
方除け、厄除け、縁結び、家内安全、夫婦和合、商売繁盛
湯倉神社境内の様子
まず正面の階段を上る前に、右のほうに湯川温泉発祥の地碑が立っているので見ておきましょう!
ここが正面。階段を上っていきます。
上り切るとまず目に入るのは本殿ですが、すぐ右側には、屋根がかかっていて、ベンチやテーブルがあり参拝者が休憩できる、ちょっとしたスペースがあります。
本殿手前の右側には、湯倉神社の御神木であるオンコ(イチイ)の木があります。
すごくたくましくてパワーを感じますね。
湯川一の古木で樹齢は約370年だそうです。
湯倉神社の創建以前からこの地を見守り続けているというからすごいですね!
こちらが本殿。境内はけっこう広くていろいろ見どころがあります。
本殿の右側に設置されている撫でうさぎ。
御祭神の大己貴神はうさぎと縁深いそうで、湯倉神社の創建360年を記念して、平成26年に設置されたものです。
願い事を祈ってなでると、御加護がいただけるということです。
本殿の右には、開運の小槌もありますよ~♪
私もしっかり振ってきました!
開運小槌は願い事をしながら振って、健康長寿小槌は体の気になる箇所を小槌で撫でるといいそうです。
小槌が置いてあるところから奥のほうに行くと、豊受稲荷神社があります。
豊受稲荷神社は境内の右奥なんですが、境内の左奥のほうには、日吉神社もあります。
このように、非常に見どころの多い神社です。
お守りなど
湯倉神社はお守りやおみくじの種類が豊富!
ユニークなものが多いです。
御神縁御守は願い事を漢字1字で表したお守り。
※反射して見づらくてすみません
たとえば「健」は、何よりも健やかで元気一杯に生き生きと暮らしたい方。
「愛」は周りの人の愛情に満ち溢れ、充実した楽しい毎日を過ごしたい方、という感じで、12種類の願いがあり、25種類の御神縁袋に入れることで、オリジナルのお守りを作ることができます。
他にも、以下のようなおみくじがあったり。
人気なのが、北海道のそれぞれの地域の特産品や名産品で張り子を作った、えぞみくじ!
函館はイカが有名なので、かわいい張り子で作った「イカすおみくじ」です。
しかも、釣り竿が置いてあって、釣りあげて取るというスタイルです。
中のおみくじは北海道弁で書かれていますよ~♪
その他にも、小槌みくじなどもあります。
いろんなお守りやおみくじがあってどれにしようか迷ってしまいますが、なかなか面白いですね。
まとめ
湯の川温泉発祥の地と言われる湯倉神社。
湯の川温泉街にあるため、地元民だけではなく、観光客にも人気の神社です。
市電だと湯川方面の電車に乗って、終点で降りてすぐの場所にあるので、分かりやすいしアクセスしやすい神社です。
ただ、ちょっと駐車場の場所が分かりにくいので、車で来る場合は注意して下さい。
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