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函館の市電やバスの乗り放題フリーパスチケットの種類や購入方法!

函館の市電とバスのお得な乗車券を詳しく紹介します! 函館観光お役立ち情報

函館での主な交通手段は市電かバスですが、それらが乗り放題になる乗車券があります。

まず、種類によっては1日と24時間の乗車券があり、以下の違いがあります。

・1日(2日も同様):利用開始日のみ有効 (6日だったら6日のみ)
・24時間:利用開始から24時間有効 (例えば6日12時~7日12時まで)

そして、乗り放題チケットは以下の種類があります。

・市電:1日 (紙チケットあり)、24時間
・函館バス:1日、24時間
・市電と函館バス共通:1日、2日
・鉄道+市電+バス共通 (はこだて旅するパスポート):1日、2日 (紙チケットのみ)

基本的には電子チケット(「DohNa!!」というサイトで購入する)が主流です。

ただ、市電の1日乗車券は紙チケットでも購入できますし、鉄道+市電+バス共通で使える「はこだて旅するパスポート」は紙チケットのみです。

それぞれの価格や購入方法、バスと市電のメリット・デメリットなどは記事中で詳しく紹介します。

また、乗り放題チケットについて知っておきたいポイントが3つあります。

・函館のバスは大きく2種類あり「函館帝産バス」では乗り放題チケットは使えない
・「バス専用1日乗車券」は季節(夏季・冬季)で価格が変動する
・「バス・市電共通の券」は「函館登山バス」には使えない

それでは具体的に見ていきますね!

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乗り放題チケットの知っておきたいポイント

函館帝産バスでは乗り放題チケットは使えない

函館市内を走っているバスは、運営している会社の違いで大きく2つに分かれます。

・函館バス
・函館帝産バス

「1日乗車券」や「24時間乗車券」の乗り放題は「函館バス」で使える乗車券であり、「函館帝産バス」では使えません。

函館市内を走っている、どのバスでも使えるわけではないという点に注意して下さい。

とはいっても、路線バスなど函館市内のバスのほとんどは「函館バス」です。

駅と空港間などのシャトルバスを運行しているのが「函館帝産バス」になります。

函館帝産バスは以下のシャトルバスを運行しています。

・函館空港⇔JR函館駅・市内
・フェリーターミナル⇔JR函館駅・市内
・新函館北斗駅⇔函館空港・市内
・五稜郭公園⇔函館空港・市内

上記のシャトルバスは、基本的に路線バスよりも到着が早いですし、駅や空港間などは、飛行機の到着・出発に合わせた運行になっているのでとても便利です。

ただ、乗り放題チケットは使えません。

また、バスのフリーパスが利用できるエリアは決まっています。

1日・2日乗車券、カンパス利用範囲

函館市内の観光で行くようなところは網羅されているので、さほど気にする必要はありません。

例えば「新函館北斗駅」までバスで行きたいというような場合、北斗市は隣の市になるので1日乗車券などは使えないので注意して下さい。

バス専用1日乗車券は価格が季節変動制

このページで紹介している、いくつかの乗り放題チケットの中の「バス専用1日乗車券」の話になります。

以前(2025年3月末まで)は定額料金(1200円)でしたが、2025年4月から季節による変動制料金に変わりました。

2025年度は以下のようになっています。

夏季 (1600円):2025/4/14~2025/11/9
冬季 (1200円):2025/4/1~2025/4/13、2025/11/10~2026/4月上旬

冬季のほうが安く、夏季は高くなっています。

料金が変わるタイミングが月単位とかではないので、分かりにくいかもしれません。

4月と11月に函館を訪れる予定で「バス専用1日乗車券」の利用を考えている方は把握しておきましょう。

バス・市電共通のチケットは「函館登山バス」には使えない

これは、「バス・市電共通乗車券」の話になります。

以前は「バス・市電共通の1日または2日乗車券」でも、函館山山頂まで行ける「函館山登山バス」を利用することができました。

※冬季は登山道が閉鎖されるので登山バスは運行していません

それが、2025年4月からは「バス・市電共通の1日または2日乗車券」は、函館山登山バスには利用できなくなりました。

駅から山頂までは片道500円なので往復すると1,000円。

「バス・市電共通の1日乗車券」は1,400円なので、例えば、函館山へ登山バスを利用し、五稜郭まで電車やバスで行けばほぼ元は取れる計算でした。

しかし登山バスには使えなくなったので、「バス・市電共通のフリーパス」を利用する場合は、今後はもう少し具体的に計画をたてたうえで検討したほうが良いでしょう。

市電・バスそれぞれのメリットとデメリット

市電のメリット

・路線が分かりやすいので迷わない (ほぼ2方向)
・頻繁に電車が来るので時間を気にしなくて良い (約6~8分間隔)

市電のデメリット

・目的地まで少し歩くことが多い
・バスより到着が遅い
・市内の広範囲を網羅しているわけではない (メジャーな観光スポットに行くのにさほど困ることはないが)

バスのメリット

・目的地のすぐ近くまで行く
・市電に比べて早く着く
・市電よりも函館市内の広範囲を網羅している

バスのデメリット

・基本的に本数が少ない
・冬は遅れることが多い

市電とバスどちらを利用したほうがいい?

もちろん、どこに行くかによっても変わってきます。

ただ、初めて函館観光に来る方であれば、路線もシンプルで本数も多い、市電のほうが利用しやすいとは思います。

一つの考え方として、「市電向き」と「バス向き」で分けてみたので、参考になればと思います。

市電のほうが向いている場合

函館市内の市電ルート

・10~15分くらい歩くのは平気
・そんなにタイトなスケジュールではない
・冬(雪道やアイスバーン)の観光

まず、函館の市電はとても分かりやすいです。

大きく分けると、以下の2方向の電車しかありません。

1.函館山方面に向かう電車 (湯川温泉エリア→五稜郭エリアを経由→函館山方面):「函館どっく前ゆき」と「谷地頭ゆき」の2つ
2.函館山方面から離れていく電車 (函館山方面→五稜郭エリアを経由→湯川温泉エリア):「湯の川ゆき」

函館山方面に向かってくる電車は「函館どっく前ゆき」と「谷地頭ゆき」があります。

「十字街」という所までは同じルートで、そこから以下のように分かれます。

・函館どっく前ゆき:函館山向かって右(図では上の方)に曲がる
・谷地頭ゆき:函館山向かって左(図では下の方)に曲がる

また、6~8分くらいの間隔で電車が来るので、タイムロスが少ないです。

バスだと本数が少ないことも多いので、時間が合わず待っているのであれば、市電で行ったほうが早いということもあります。

後は冬なんですが、雪が積もったり路面が凍ったりすると、バスは遅れてくることが多いです。

スピードを落として走りますし、混みあうこともあるのでこれは仕方のないことです。

その点、市電は遅れるとしてもバス程ではないですし、バスより本数が多いのでカバーできます。

意外と市電のほうがスイスイと目的地まで行ってしまうこともあります。

ただ市電の場合、目的地(観光スポット)まで多少歩かなければならないことが多いです。

例えば、市電で五稜郭公園に行く場合は、電車を降りてから10~15分くらい歩きます。

また、市電でロープウェイ山麓駅に行く場合も、電車を降りてから徒歩10分くらい掛かります。(しかもけっこうな坂をのぼる)

なので、あまり歩きたくない場合は、バスを利用したほうがいいでしょう。

バスのほうが向いている場合

・できるだけ歩きたくない
・けっこうキツキツでスケジュールを組んでいる

バスは五稜郭タワーにも近いバス停に停まりますし、函館山山頂へもバスで行けます。

※冬季は登山道が閉鎖されるのでバスで山頂へは行けません

また、ロープウェイに乗る場合も、バスだとロープウェイ山麓駅のすぐ側まで行くことができます。

基本的に市電より早く、目的地のすぐ側まで行けるのがバスのメリットです。

なので、歩くのに自信がないとか、高齢の方が一緒のような場合は、バスのほうがいいと思います。

ただ、バスは基本的に本数が少ないことが多いので、ある程度の行動計画を立てておいた方がいいです。

また、冬は遅れてくる可能性が高いので、その辺も考慮に入れて少し余裕を持って考えておいた方がいいですよ!

1日乗車券を購入したほうがいいの?

じゃあ、どういう場合に1日乗車券を買ったほうがいいのか。

これは、予定が分かればある程度お答えできるんですが、みなさんそれぞれ違いますのでお答えすることが非常に難しいです。

ただ、まず以下のことが言えます。

市電専用1日乗車券は600円。市電の通常運賃は初乗り210円なので3回以上乗る場合はお得。

例えば、函館駅から五稜郭に市電で行って帰ってくる場合。

片道230円で往復460円です。そうすると、あと1回乗れば元がとれます。

函館で市電を中心に移動しようと考えているのであれば、けっこう元が取りやすいと思います。

函館バス1日乗車券は冬季1,200円、夏季1600円。バスの通常運賃は初乗り250円なので、冬季は5回以上、夏季は7回以上乗る場合はお得。

バスの場合でも、函館市内の観光スポットをいくつか回る計画であれば、利用して損はないと思います。

ただ、特におすすめなのは、夏季に函館山の山頂へバスで行こうと考えている場合です。

函館山登山バスは片道500円なので、往復すると1,000円です。

あと3回乗れば元が取れます。

登山バスを利用し、他にある程度いくつかの箇所を巡ろうという場合は、1日乗車券で損することはあまりないかなという感じです。

ただ、24時間乗車券だと料金も高くなるので、なんとも言えません。

24時間乗車券の場合は、もう少し具体的に行動計画を立てた上で、どちらがお得か考えたほうがいいでしょう。

また、市電1日乗車券や市電・バス共通券は、沿線の協力店で提示すると飲食や入場料の割引や特典を受けられます。

※協力店に関しては市電専用1日乗車券のところで紹介します

協力店に行ってみたい場所があるなら、市電などの乗車回数と協力店での割引のトータルでどれくらい得かを考えてみましょう。

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函館で利用できる乗り放題乗車券の種類

函館で販売されている乗り放題の乗車券はいくつか種類があるので、1つずつ見ていきますね!

市電専用1日乗車券 (紙・電子チケット両方あり)

函館市電1日乗車券の表
市電が1日乗り放題になる乗車券です。

スクラッチになっていて、利用する年月日をコインなどで削って使います。

函館市電1日乗車券の裏

降りるときに運転士に見せればOKです。

市電の沿線には1日乗車券を提示すると割引を受けられる見学施設、レストラン、土産物店などもあります。

詳しくは以下のページ内にある「乗車券提示サービス店リスト」をクリックしてご覧下さい。

市電1日乗車券提示協力店リスト

価格

大人600円、小児300円

大人だと市電の通常運賃は210~260円なので、3回以上乗る場合はお得です。

売り場

車内、観光案内所、ホテルのフロント、コンビニエンスストアなどで販売しています。

ただ、観光の場合、最初に買っておくのがいいと思うので、函館駅観光案内所や駅前にある函館駅前バス案内所、函館空港で買うのがいいでしょう。

取扱場所に関しては以下のページをご覧下さい。

市電1日乗車券販売場所一覧

また、紙媒体ではなく、スマホの画面を見せて使う「スマホ乗車券」もあります。

スマホで購入したい方は記事中の「スマホ乗車券の購入方法」をご覧下さい。

市電24時間乗車券 (電子チケットのみ)

紙の市電1日乗車券は利用すると決めたその日だけしか使えませんが、24時間乗車券は利用開始ボタンを押したときから24時間使えます。

まさにオンラインならではの乗車券です。

通常の1日乗車券に比べて値段は少し高くなりますが、何時に函館に着いてもそこから24時間使えるので、余すことなく利用することができます。

仮に昼頃函館に到着したとしても、翌日の午前中も使えるというのは便利です。

使うときは、降りるときに運転士の方にスマホの画面を見せればOKです。

価格

大人 900円、 小人 450円

購入方法

「DohNa!!」というサイトにて販売しています。

購入方法については、記事中の「スマホ乗車券の購入方法」で詳しく紹介します。

函館バス1日乗車券 (カンパス、電子チケットのみ)

函館山登山バスをはじめ、元町・ベイエリア周遊号、五稜郭タワー・トラピスチヌシャトルバスなど、函館バスの函館市内の指定範囲内の路線が1日乗り放題の乗車券です。

ただ、函館には函館バスの他に函館帝産バスがあるんですが、帝産バスのほうでは1日乗車券は使えません。

帝産バスは、函館空港とベイエリア(函館駅を経由)を結ぶバスや、函館空港と五稜郭公園方面を結ぶバスなどがあります。

バス停には函館帝産バスと書いていますので、そこは注意して下さい。

価格

冬季:大人1,200円、小児600円
夏季:大人1,600円、小児800円

函館山山頂に行く函館山登山バスは片道500円なので往復で1,000円。

登山バスを利用する場合は元を取りやすいと思います。

※冬季は登山道が閉鎖されるため登山バスは運行していません

購入方法

「DohNa!!」というサイトにて販売しています。

購入方法については、記事中の「スマホ乗車券の購入方法」で詳しく紹介します。

カンパス24時間乗車券(電子チケットのみ)

函館バスの函館市内の指定範囲内の路線が、利用開始ボタンを押したときから24時間乗り放題になります。

降りるときに運転士にスマホの画面を見せればOKです。

価格

大人 2,100円、 小人 1,050円

購入方法

「DohNa!!」というサイトにて販売しています。

購入方法については、記事中の「スマホ乗車券の購入方法」で詳しく紹介します。

市電・函館バス共通1日・2日乗車券 (電子チケットのみ)

函館市の中心部をワイドに旅するのに便利な、函館市電と指定区間内の函館バスが乗り放題になる乗車券です。

市電とバスの併用を考えている場合はこちらがいいと思います。

こちらも市電専用1日乗車券と同様に、提示すると割引を受けられる協力店があります。

市電・函館バス共通1日・2日乗車券提示サービス店リスト

価格

1日乗車券:大人1,400円、小児700円
2日乗車券:大人2,400円、小児1,200円

購入方法

「DohNa!!」というサイトにて販売しています。

購入方法については、記事中の「スマホ乗車券の購入方法」で詳しく紹介します。

はこだて旅するパスポート

はこだて旅するパスポートは、函館を含む道南方面の観光に便利な切符です。

フリーエリア内のJR、道南いさりび鉄道、函館バス、函館市電が乗り放題になります。

・JR:函館本線函館〜森間の普通列車(快速含む)普通車自由席 (北海道新幹線は利用できない)
・道南いさりび鉄道:全線 (五稜郭〜木古内)
・函館バス:函館市・北斗市・七飯町・鹿部町・森町・木古内町の全線
・函館市電:全線

また、特典が2つ付いていて、以下のようになっています。

・津軽海峡フェリーの運賃・料金が20%割引
※利用開始から7日以内
・フリーエリア内の26施設でお得なサービスが受けられる
26施設の詳細はこちら

価格

1日券:3,000円
2日券:4,500円

購入方法

JR北海道の下記の駅の指定席券売機・話せる券売機・みどりの窓口で販売。

函館・五稜郭・七飯・大沼公園・森・八雲・長万部・新函館北斗・木古内・奥津軽いまべつ

利用開始日の1ヵ月前から購入できますが、電話やインターネットでの予約はできません。

スマホ乗車券の購入方法

スマホ乗車券は「DohNa!!」というサイトで販売しています。

「DohNa!!」のサイトはこちら

サイトを利用する際の注意点や、購入方法、乗車券の利用の仕方ついて詳しく紹介しますね!

「DohNa!!」サイト利用の注意点

支払い方法がクレジットカード(VISA・Master・JCB・American Express・Diners Club)にしか対応していません。

これは、仕方がないので、今後もっといろんな支払い方法に対応してくれればいいなと思います。

次に使い方の動画も紹介しますが、動画ではなくホームページ上で確認したい場合は、以下のリンクをご覧下さい。

DohNa!!はじめてガイド

「DohNa!!」サイトの利用方法

会員登録

「DohNa!!」を利用するにはまず会員登録する必要があります。

最初に、メールアドレスとパスワードを設定すると、メールアドレスに確認コードが届きます。

それを使ってログインし、名前などの個人情報を入力します。

会員登録のやり方について動画が用意されているので、そちらを見ていただければ分かりやすいと思います。

購入方法

乗車券を購入するときは、「周遊券を購入する」を選び、希望するチケットの「ご購入はこちら」をタップします。

後は、購入する人数を選んで、カード情報を入力すればOKです。

こちらも動画があるのでご覧ください。

利用方法

画面の1番下に「チケット」のメニューがあるのでタップします。

購入したチケットの一覧が表示されるので、利用したいチケットの「チケットを表示」をタップ。

表示されたチケットの「利用開始」をタップすればOKです。

降りるときに運転士に画面を見せて下さい。

まとめ

函館を観光する際の主な交通手段は市電かバスになります。

どちらでもメジャーな観光スポットには行けますが、本数も多く分かりやすいことから個人的なおすすめは市電です。

ただ、市電は目的地まで少し歩かなければいけないところもあるので、高齢の方が一緒のような場合はバスのほうがラクです。

また、市電もバスも乗り放題になる1日乗車券などがあるので、お得に函館観光を楽しんで下さいね!

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