函館の12月のイベントや見どころについて紹介します。
12月と言えばクリスマスシーズン。
函館では、巨大なツリーが設置されたり、いくつかの場所でイルミネーションやライトアップが行われます。
また、クリスマスまで毎日花火が上がるなど、街がロマンチックで幻想的な雰囲気に包まれます。
どのようなイベントや見どころがあるのか、詳しく紹介しますね!
はこだてクリスマスファンタジー
函館の12月のイベントと言えば、まずは何といっても「はこだてクリスマスファンタジー」です。
最大の見どころは、赤レンガ倉庫群前の海上に設置される巨大なクリスマスツリー。
函館とカナダのハリファックス市は姉妹都市になっていて、ハリファックス市から贈られた「幸せのもみの木」が18000kmかけて運ばれてきます。
※事情があって無理なときは他の木が使われることもあります
多くのイルミネーションで彩られ、幻想的に輝きます。
時間毎に色合いが変わったり、ある時間だけ特定の色になる仕掛けがあり、とってもキレイです。
期間中は毎日花火が上がり、スープバーも実施され、クリスマスまで街がちょっとしたお祭りのような感じになります。
函館のいろいろな場所でイベントが催されますが、クリスマスファンタジーが12月の最大のイベントと言っていいでしょう。
詳しく知りたい場合は、はこだてクリスマスファンタジーの公式HPもあわせてご覧下さい。
期間:11月30日(土)~12月25日(水)
場所:赤レンガ倉庫群前海上
16:30〜17:45、18:00〜22:00
※11/30は18:00からの点灯
【花火の打ち上げ】
期間中毎日18時から
※花火の打ち上げは、風などの打ち上げ環境を見極めて、現場で実施可否を判断
【プレミアムレッドツリー】
毎日18:30、19:30、20:30から約15分
【スープバー】
11月30日(土)〜12月25日(水)16:30〜20:00
場所:BAYはこだて前歩道
価格:1杯700円(税込)
はこだて冬フェスティバル
はこだて冬フェスティバルは、函館市内で行われるいくつかのイベント(主にイルミネーションやライトアップ)の総称です。
基本的には12月1日~翌年2月末日まで行われ、以下のものがあります。(※花火は2月のみ)
・はこだて冬花火 (2月のみ)
・はこだて光のガーデン
ひとつずつ見ていきます。
はこだてイルミネーション
「はこだてイルミネーション」は、はこだて冬フェスティバルの中でもメインとなるイベントです。
函館の西部地区(函館山のふもとのほう)の数ヶ所の街路樹にイルミネーションが施され、幻想的な雰囲気になります。
・二十間坂
・開港通り (明治館前~二十間坂下)
どれもキレイですが、特に八幡坂からの景色はおすすめです。
普段の景色もいいですが、両側の街路樹にイルミネーションが施されると、また違った印象になります。
ただ、かなり寒くなってくる時期なのでしっかり暖かい恰好でいらして下さいね!
開催時間:日没~22:00
はこだて冬花火
はこだて冬花火は、冬フェスティバルの中のイベントの一つです。
ただ、冬花火が行われるのは2月なので、ここでは簡単に紹介します。
2月の1ヶ月間、毎週土曜日の20時から10分程度、緑の島から花火が打ち上げられるというものです。
開催時間:毎週土曜日20時~10分程度
はこだて光のガーデン
はこだて光のガーデンは、函館駅前広場で行われるイベントです。
駅前広場で、LEDパーライトとスターダストレーザー等による光の演出が行われます。
このイベントは以前は場所が元町公園(旧函館区公会堂の前)で、2月の金・土・祝前日・祝日に行われていました。
それが、2023年12月1日からJR函館駅前広場に場所が変更され、翌2月末まで毎日実施されるように変わっています。
開催時間:17:00~23:00
はこだて冬フェスティバルの公式HPもあるので、そちらもあわせてご覧ください。
五稜星の夢
五稜星の夢は、五稜郭公園の堀を約2000個の電球で彩るイベントです。
こちらも、はこだて冬フェスティバルと同じように、12月1日~翌2月末まで行われます。
周りを散策しながら楽しむこともできますし、タワーの展望台から見るのもおすすめです。
まるで、五稜郭の星型が浮かび上がっているような幻想的な光景を見ることができます。
ただ、五稜郭タワーの展望台は18:00まで(展望チケット販売終了時間 17:50)なので、見る場合は少し早めに行きましょう!
開催時間:日没~19:00
はこだてルミポップ
はこだてルミポップは、大門エリアの魅力を発信するために令和3年から行われているイベントで、12月1日~翌2月末日まで行われます。
駅前から徒歩5分もかからないくらいのところに、「グリーンプラザ」という市民憩いの広場があり、そこで行われます。
巨大なオブジェなどにイルミネーションが施され、幻想的な空間が作られます。
また、音楽も流れますが、4つのプログラムがあり、期間毎に流れる音楽が変わります。
イルミネーションと音楽が融合することで、よりロマンチックな雰囲気になります。
12月1日~翌1月31日まで 16:00~22:00
2月1日~2月末まで 17:00~22:00
湯の川冬の灯り
湯の川冬の灯りは湯川温泉電停にある「足湯」から、「足湯」のすぐ側を流れている「鮫川」沿いがライトアップされるイベントです。
12月1日~翌2月末日まで行われます。
日本伝統の木工技術「組子」の文様をイメージした組子風灯篭をメインに、「和」が感じられる演出になっています。
ライトアップされた足湯の色の変化も見どころです。
足を拭くタオルは持参しましょう。
開催時間:日没~22:00
函館港イルミナシオン映画祭
函館港イルミナシオン映画祭は、1990年代から行われている、けっこう歴史のある映画祭です。
話題作や新作、函館ゆかりの作品などが上映されます。
また、毎年オリジナル作品を募集し、審査・表彰が行われ、これまで数々の受賞作品が映像化されています。
12月上旬の金・土・日の3日間行われます。
上映場所はその年の状況により変わることがありますが、例えば2023年は以下のように行われました。
2・3日目:函館市公民館
函館港イルミナシオン映画祭の公式HPがあるので、スケジュールはそちらで確認するのが確実です。
サル山温泉
サル山温泉は函館の冬の風物詩。
湯の川温泉街にある、函館市熱帯植物園にあるサル山のプールに温泉が引き入れられ、気持ちよさそうに温泉につかっているサルを見ることができます。
私も何度か見に行っていますが、ずっと見ていたくなるような楽しさです!
サルにもいろんなタイプがいて、集団で入っている猿や、孤立している猿、温泉嫌いな猿など実に様々。
サルの社会も人間社会と同じだなと感じます。
サル山温泉だけではなく、施設内には足湯があったり、温室には南国の約300種3000本の植物が展示されています。
いろいろ楽しめるのでおすすめです。
詳しい情報を知りたい場合は、函館市熱帯植物園の公式HPをご覧ください。
まとめ
函館の12月のイベントを紹介しました。
12月はクリスマスということで、街がクリスマスムードに包まれます。
巨大なクリスマスツリーをはじめ、イルミネーションもとてもキレイです。
かなり寒くなってくる時期なので、暖かくして観光を楽しんで下さいね!
函館の12月の気温や、どのような恰好で来たらよいかについては、以下の記事でまとめているので、あわせてご覧いただければと思います。
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